• 2025/01/20
  • 2025/01/20

製造業とSaaS業のための海外販路開拓につながるSNS広告戦略とAI活用方法

製造業とSaaS業のための海外販路開拓につながるSNS広告戦略とAI活用方法ども~B2Biニューヨーク特派員のようこです!

さてさて、海外進出を検討している企業の皆さま、今回は海外のSNS広告戦略やAIの活用方法を解説していきます!こちらのブログを読んで、日本にいながらでも海外販路に繋がるようなSNS広告の戦略と展開の仕方のポイントをしっかりとつかんで、海外進出に挑んでみてください!

近年、製造業やSaaS(Software as a Service)業の企業の多くが海外販路の拡大を目指す中、従来の営業やマーケティング手法以外にもソーシャルメディアや最新AIツールなどを活用した営業やマーケティング手法が年々と注目されています。

海外ビジネスでは、地域ごとに異なる文化や商習慣、顧客のニーズや現地の嗜好や文化、風習などに合わせたローカライズされた営業やマーケティング戦略が必要となります。一方、特に製造業やSaaS業などといったB2Bの領域に関しては、ビジネスモデルや顧客層の特性に合わせ、それぞれに適したアプローチや戦略が求められるため、海外での事業で苦戦する企業が多いのも事実です。

そんな中、リンクドインやフェイスブックなどといったSNSプラットフォームでの広告は、特性のある顧客層やニッチなターゲット層にピンポイントで直接リーチができ、ブランドの認知度向上やリード(見込み顧客)の獲得、潜在顧客とのエンゲージメントの促進など、様々なビジネスゴールに併せたキャンペンを実施できるため非常に効率的です。また、近年ではAI技術を利用して顧客データを分析したり、需要の予測や、パーソナライズされたマーケティング戦略の策定などに活用したりする事で、SNS広告の効果をさらに高めたり、リードの育成や顧客満足度の向上などといったビジネスフローを確立させる事もローコストで容易となりました。

そこで本記事では、製造業とSaaS業それぞれに特化して海外販路の開拓に向けた具体的なSNS広告戦略とAI活用方法を、北米や海外現地の企業が実践している実例を交えて紹介し、海外販路開拓につながる成功ポイントを解説していきます。

INDEX

1.リンクドイン広告戦略

リンクドインの多くのユーザーは、仕事関連の情報を得る目的でプラットフォームを訪れるため、数々あるSNSの中でもビジネスや企業の意思決定者と繋がるためには最適なソーシャルメディアの一つとなります。他のSNSに比べてB2B商材の広告や情報に対する関心度が高く、コンバージョン率の向上も期待できる点も特徴となります。

リンクドインでは、特定の業界や企業規模に対してターゲットを絞り込み広告配信をしたり、専門的なコンテンツやケーススタディなどを配信することで信頼性を高める事などにも効果的です。

また、リード(見込み客)を惹きつけ、獲得するまでのフォームやランディングページ誘導などの機能により、リードの獲得が容易でターゲットユーザーを効率的にセールスファネルに誘導できる点も特徴となります。

B2B向けリンクドイン広告戦略

1.業界や職位などより細かなターゲティング

リンクドインでは業種、職位、企業規模、専門グループなどの細かなターゲティング設定ができるため、製造業やSaaS業などといったB2B企業の意思決定者に直接リーチをする事などに活用できます。

例えば製造業であれば、 各企業の購買責任者やエンジニアリングリーダーやディレクター、オペレーションマネージャーなどといった職種のターゲティング設定を行ったり、SaaS業であればCIO、ITディレクター、CTOやデジタルやテクノロジー部門の担当者など、自社の商材の顧客層となる職種や購買者をターゲット設定し、ピンポイントで狙う事が可能となります。また、特定の海外市場を狙う場合も国や地域に絞った設定が可能のため、日本にいながらにして海外のB2Bバイヤーのリーチを試みる事も可能となります。

その他、特定企業を対象にセグメントや業界ごとにカスタマイズされた広告キャンペーンを作成する事で、ターゲットとなる意思決定者向けにパーソナライズされた内容で直接リーチをかけ、アプローチをダイレクトに狙う事ができます。

2.スポンサードコンテンツやメッセージ

スポンサードコンテンツは、様々なビジネスニーズに合わせたコンテンツのスポンサー投稿がフィードに直接表示されるタイプの広告で、主にブログ記事や教育的コンテンツの配信などに最適です。

例えば製品やサービスの導入事例を共有したり、具体的な成果をアピールしたり、技術デモなどのシェアを通して潜在顧客に信頼感を与えるためなどに役立ちます。また、スポンサードメッセージ若しくはインメイル(InMail)では、ターゲットのリンクドインのメッセージボックスに直接メッセージを送信でき、個別対応を重視したメッセージやこれらのコンテンツ内容を組み合わせる事で、特定の役職や業界へのアプローチを行う事にも有効的です。

3.リードジェネレーション広告

ユーザーがリンクドイン内でフォームを簡単に送信できるタイプの広告で、フォームは自動入力機能を備えており、サインアップなどのコンバージョンがよりスムーズにできるフォーマットで配信が可能となります。これらはホワイトペーパーのダンロードやウェビナーの告知などに最適となり、この様なコンテンツなどを通して見込み客のリーチや獲得を促したり、信頼性を構築し、潜在顧客や見込み客とのエンゲージメントを図ることなどにも利用できます。

4.ダイナミック広告

また、ダイナミック広告などを利用する事でユーザーの名前やプロフィール写真を使用したパーソナライズ広告の配信では、関連性の高いコンテンツやピンポイントなニーズに応えた広告を届けることで、クリック率を向上させ、見込み客の獲得を狙う事も可能となります。

特にB2Bでは、業界特有のニーズに合わせた広告のパーソナライズ化が高コンバージョンや高費用対効果の鍵となりますが、地域ごとの法規制や業界特有のニーズに合わせた広告内容を作成することで、リーチしたいセグメント層とのエンゲージメントやコンバージョンの向上などを狙う事ができます。

リンクドイン広告の実例

以下は実例として、実際にアメリカのセールスフォース社が配信しているリンクドイン広告とその戦略となります。

ポイントは、特定のセグメントやオーディエンスに応じたコピーと行動喚起で、リード獲得やコンバージョンの向上を図っているのが見受けられる点で、CTAやリード獲得の最適化を図るためにも、業界特化型の広告を配信している事が分かります。

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画像:リンクドインより

この広告は、「政府関係者の皆様へ - 政府機関でデータ文化を構築する方法を学びましょう。91%の政府関係者は、価値あるデータの活用法を求めています。詳しくは『政府向け: データ文化の構築ガイド』をご覧ください。」というコピーで見込み客による資料のダウンロードを促進しています。

この広告でわかるのが、政府機関のリーダーやディレクターレベルの職位の人をターゲットにしたリードジェネレーション(見込み客の獲得を促す)広告で、データ文化の構築ガイドというガイドブックと引換えに見込み客の情報をダウンロードフォームから引き出し、セールスファネルに落とし込んでいく狙いである事が分かります。

また、感慨深い数値データを広告の見出しに利用し、「91%の政府機関社があなたのような悩みを持っている事を知っていて、それに対する対策や解決策も弊社なら持っています。よければこちらの情報をどうぞ。」という内容でダウンロードを促しています。

このように、政府という業界に特化したコンテンツで、特定のターゲットをピンポイントで狙い、その業界に対する問題点を熟知していて、それに向けた解決策があるという文脈で、見込み客の獲得を狙っている事がわかります。

2.ユーチューブ広告戦略

グーグルに次ぐ世界第2位の検索エンジンとして知られるユーチューブ。製品やサービスを視覚的に紹介することができるユーチューブではB2B製造業やSaaS業にとって、専門性や信頼性をアピールするために非常に有効的なプラットフォームとなります。

適切な広告フォーマットやターゲティング戦略を活用し、別のSNSプラットフォームとの連携をする事によりシェアや拡散をしやすくし、販路拡大やブランドの認知度向上のための相乗効果を図る事もできます。

B2B向けユーチューブ広告戦略

1.別のSNSプラットフォームとの連携と製造過程のデモ動画

TrueView広告(トゥルービュー、もしくはインストリーム広告)のフォーマットは、ストーリーテリングや詳細なデモに最適で、自社事例や成果などを交えてストーリー調に伝えたりする事に活用できます。

特に製造業の場合、製品や製造プロセスを紹介したり、実際に使用する様子などを紹介したりする事で、潜在顧客のリーチを図る事が可能です。また、コンテンツを自社のユーチューブチャンネルに掲載する事で、見込み客が製品の機能や用途を理解しやすくし、信頼を築くことにも効果的です。

その他、工場の内部や製品の動作や製造プロセスなど、様々な角度から商品や会社を紹介することで見込み客や既存顧客との信頼関係を構築することができます。SaaS業の場合、ソフトウェアの使用方法や機能を分かりやすくデモンストレーションする事にも適しています。顧客成功事例を紹介したり、顧客の声やフィードバックなどをまとめることで、見込み客が購入決定をする段階に参考になるため、これらも非常に効果的です。

2.ディスカバリー広告

ディスカバリー広告では教育的なコンテンツや解説動画のプロモーションに活用したり、業界の課題に対処、解決をしている動画や、自社製品がどのように解決策を提供できるかを説明したりするのに適しています。

業界のトレンドを話題にするコンテンツなどで、エンゲージメントの高い視聴者を惹き寄せ、ブランドのリーダーシップを確立したりするなど、活用方法は様々です。

3.秒速勝負で製品の特性をアピール

スキップ不可広告やバンパー広告などを利用して、短時間で注意を惹く内容で短くインパクトのあるメッセージを伝えるのに効果的です。

例えば製造過程で見受けられる素材の質感や肌触り感などで視覚的や見た目が気になるようなコンテンツや、見た目が気になる専門性を強調したインパクトのあるコンテンツやハウツーコンテンツなどで、信頼性と技術力をアピールをする事などにも向いています。

ユーチューブ広告の実例

スウェーデンのストックホルムに本社を置くIT系サービス&コンサル事業を展開するヘクサゴンAB社が打ち出しているユーチューブ広告では、ミクロン単位の精度が求められるオラクルのレッドブルレーシングでヘクサゴン社の技術を活用して、初回から正確に車を製造するための究極の精密製造を実現しているというメッセージのストーリーが起用されています。

顧客の声としてオラクルレッドブルレーシングの代表取締役のインタビューに載せて、実際に製造の際に使われている精密機材や製造過程のシーンなどで会社の技術と精密さをアピールし、製品の質の高さや信頼性をアピールしています。

同時にヘクサゴンAB社のユーチューブチャンネルのショート動画集からわかるように、同じテーマの動画を数本掲載・投稿している事が分かります。広告で配信されているショート動画は1ヶ月以内に9万2千回、動画再生がされている事が同社のユーチューブチャンネルから確認できます。

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画像:ユーチューブより

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画像:へクサゴンAB社のユーチューブページより

また、同じ動画の内容を再利用し、同社のリンクドイン広告では、リンクドインにてミニ・インフォグラフィクスを利用し、事業業績に直接関わる数値を見出しに利用しています。この広告では「オラクルによるレッドブルレーシング(Red Bull Racing)の障害(故障)が50%削減されました」という複雑な情報を簡潔に視覚的に整理し、すぐに理解できる形としてインフォグラフィクスを起用しています。

リンクドイン広告の見出しには「ミクロン単位の精度が求められるとき、オラクルのレッドブルレーシングではヘクサゴン社の技術を活用して、初回から正確に車を製造するための究極の精密製造を実現しています。」というコピーが使われており、行動喚起のボタンには、「オラクルのレッドブルレーシングが製造の卓越性を体現する様子をご覧ください。すべての部品が精密さ、品質、そしてスピードを重視して作られています。」という文言でウェブサイトへのリンクが設定されています。

この行動喚起ボタンの先には自社のサイトに掲載されている動画との連結がされており一つの動画で3つのプラットフォームに掲載し、様々な広告キャンペンやチャネルで同じ動画が何度も再利用されている事が分かります。

また、このリンクドイン広告の戦略では、リードの獲得などより前の、トップオブザファネル(Top of the Funnel)で、まずは自社サイトまで訪問を促し、実際に訪問した自社の技術に本当に興味のある人を見い出し、高クオリティの見込客を後ほどリターゲティングできるような仕掛けとなっています。このように、見込み客のクオリティーを高め、リターゲティング戦略を実施する事で、リード獲得単価や顧客獲得単価を下げる事が可能となります。

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画像:リンクドインより
画像:へクサゴンAB社のウェブサイトより(https://hexagon.com/)

3.フェイスブック広告戦略

B2C寄りのイメージが強いフェイスブック。しかし月間アクティブユーザー(MAUs)は約30億6,500万人以上、日間アクティブユーザー(DAUs)は約21億1,000万人以上という規模で、もちろん企業の担当者やバイヤーも多く集まるため、B2B向けの広告プラットフォームとしてまだまだ活用出来る部分は見逃せません。

フェイスブックでは、主に中小企業の意思決定者にリーチしたり、新規市場でのブランディングや見込み客の獲得などに適しており、フェイスブック広告は、製造業やSaaS業のB2B企業にとって海外市場の開拓や新規顧客の獲得に非常に効果的なツールともなり得ます。

ターゲット地域を細かく設定し、リターゲティング戦略などを通して効率的に顧客を追跡したり、エンゲージメント広告などでブランドの信頼性を築くことで、競争力を高める事にも期待できます。

B2B向けフェイスブック広告戦略

1.精密なターゲットとセグメント設定

フェイスブック広告では細かいターゲティング機能を利用する事で、特定の地域や言語、文化に応じたアプローチが可能となります。地域ターゲティングの活用をすれば、広告配信エリアを特定の国、都市、州に絞れるため、ターゲット市場の特性に合わせたメッセージを作成することが可能です。

例えばカンファレンスや展示会に向けてこれらのイベントが開催されている最中に各イベントの参加者に対してリーチをするなど、より業界やエリアをピンポイントに設定した広告配信が可能となります。

また、より精密にセグメント設定をする事で、職種(例: 製造管理者)、業界(例:自動車部品製造)、企業規模などを基にした精密なターゲティングも可能となり、成約率の向上やより質の高い見込み客の獲得が可能となります。

2.リターゲティング広告

自社サイト訪問者や、以前の広告を見たユーザーなどを対象に追跡広告を配信する事で、一度関心を持った見込み客に再び接触し、最終的なコンバージョン(購入や問い合わせ)を促す効果的な方法としてリターゲティング広告が活用されます。具体的には自社サイトにフェイスブックピクセルを設置する事で、訪問者の行動データを収集し、このデータをもとに、特定ページ(例: 製品ページなど)を訪れたユーザー向けに広告を配信する事で、購入もしくは見込み客の獲得へ繋げる事ができる仕組みとなります。

そのほか、カスタムオーディエンスなどの活用によって以前にホワイトペーパーやガイドブックなどをダウンロードしたり、アプリのダウンロードをした人のリストをアップロードする事で、これらの見込み客へ向けてリターゲティングキャンペンなどが可能となります。

さらに、ダイナミック広告を利用する事で、製品カタログを活用したり、ユーザーが閲覧した製品や関連記事などを再度提示することで、購買意欲を高める事なども可能です。このようにリターゲティング広告では、既に関心を示したユーザーに対して広告が配信されるため、クリック率やコンバージョン率が高く、広告費用対効果(ROAS)を最大化するためにも非常に有効的となります。

3.エンゲージメント広告

また、海外進出の際、新しい市場でのブランド認知度を向上させるためには、エンゲージメント広告が効果的です。フェイスブック上での「いいね」や「シェア」、「コメント」は、企業の存在感を高めるだけでなく、信頼性の向上にもつながります。フェイスブックではB2Bの専門的なトピックよりも、個人的に共感できるインタラクティブなコンテンツを作成する事で投稿内容に「シェアしたくなる」要素が加わり、自然な形での拡散が期待できます。

例えばUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用し、分かりやすく、共感できやすい顧客のレビューや導入事例などを広告に取り入れる事でブランドへの信頼を深め、エンゲージメントの向上を図る事もできます。また、動画フォーマットのコンテンツを活用する事で、製品の使用例や導入事例をわかりやすくターゲット層に伝える事も期待できます。

フェイスブック広告の実例

その1:ザピアー社(Zapier)

カリフォルニア州、サンフランシスコに本社を置くSaaS系企業のザピアー社(Zapier)が配信するフェイスブック広告は、カルーセルフォーマットを利用したビジュアルストーリーテリング調の広告で、エンゲージメントを促している事が分かります。

カルーセル広告では異なる製品や製造プロセスをスライド式に紹介できたりと様々なフォーマットの活用が可能ですが、この広告からは、スライドショー的にUGCスタイルのアドバイスを読ませる事で、商品の持つ特徴や利点をアピールしています。

コピーには、下記のような内容が書かれており、ミレニアルユーザーや顧客向けのデザインと好奇心を抱かせるコンテンツで広告を配信している事が分かります。

「ザピアーなら、最も重要なことにみなさんが時間を費やせるように仕事の効率化が図れます。仕事の自動化を無料で始めませんか?プログラミングは一切不要です。

ザピアーの最もクリエイティブなビジネス活用方法
  • ユーザー1:『ザピアーをビジネスでどう活用していますか?ザピアーの活用方法をもっと知りたいです』
  • ユーザー2:『グーグルドライブのフォルダに新しい画像を追加して、そのテキストをOCRで検出し、機密データに置き換えたらアサナでタスクを作成して、最後にスラック(Slack)でメッセージを送ってます。簡単ですよ!今日からより効率的に働き始めませんか?アプリと連携し、仕事を自動化させましょう。サインアップはこちらから』

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画像:フェイスブックより

その2:ゴング社(Gong)

同じくカリフォルニア州のサンフランシスコに本社を置くゴング社(Gong)では以下のような動画でインタラクティブな顧客レビューと導入事例の紹介の広告配信をしています。

広告のコピーに、「主要企業の経営幹部たちが収益チームの可能性を最大化したゴングの活用方法とは?」というタイトルで、顧客レビューとサービス紹介や導入事例や成果などを紹介しています。行動喚起ボタンには「もっと知る」というコピーを利用し、サイトへの誘導をすることにより、リード獲得、もしくは後ほどのリターゲティングに繋げるという試みも見受けられます。

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画像:フェイスブックより

4.インスタグラム広告戦略

フェイスブック同様、インスタグラムは、一見してB2C向けのプラットフォームのように思われがちですが、B2Cだけでなく、B2B企業にとっても実は認知度向上には非常に効果的なマーケティングチャネルの一つとなります。

視覚的な訴求力を活用する事で、製造業やSaaS業を含む多くのB2B分野の企業が認知拡大や販路拡大に繋げる戦略をいくつかご紹介します。

B2B向けインスタグラム広告戦略

1.視覚的コンテンツの活用

インスタグラムは画像や動画が中心のプラットフォームです。そのため、広告デザインが成功するインスタグラム広告の非常に重要な要素となります。

例えば業界事例をビジュアル化したり、実際の製品やサービスがどのように活用されているかをユニークな動画や画像で紹介する事で、多くのユーザーへのリーチが可能となります。

例えば、SaaS業ならデータ分析ツールのUIや操作例を短い動画やインフォグラフィックを活用して技術的な情報やデータを分かりやすく視覚化したりすることで、B2Bの見込み客にとって有益な情報を提供できます。また、製造業であれば、ハイライトリールなどで、展示会やイベントのダイジェスト映像を投稿したりすることで、ブランドの活動や専門性をアピールをしたりする事も効果的です。

2.インフルエンサーとのコラボ

またインスタグラムでは、B2C市場だけでなく、B2B市場においてもインフルエンサーマーケティングによる広告キャンペンも非常に有効的です。製造業やSaaS業などのB2B企業は、信頼できるトピックや業界に関連するインフルエンサーを起用することで、ブランド認知や信頼構築、新規リードの獲得を期待する事ができます。

B2B向けインスタグラムインフルエンサー広告の戦略では、業界特化型のインフルエンサーを選び、フォロワー数よりもエンゲージメント率や「信頼性」と「業界知識」を重視するようにしましょう。

また、ターゲット市場やニッチな専門トピックに詳しいインフルエンサーを起用することで、ターゲット層に直接訴求できるため、専門知識を持つプロフェッショナル(例:製造業ならエンジニアや業界コンサルタント、SaaS業なら技術系のブログ運営者など。)や、業界の信頼性とフォロワーとのエンゲージメント率が比較的に高いインフルエンサーを選ぶ事をお勧めします。

フォロワー数だけでなく、投稿へのコメント数や、コンテンツに対する反応を見ることで、よりエンゲージメントが高いインフルエンサーを見抜く事ができます。

3.UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用

また、B2Cのみならず、B2B企業においてもUGCを利用して顧客の声や導入事例をハイライトする事で、信頼性を高める効果が期待できます。クライアントの成功事例をシェアしたり、実際の顧客が製品やサービスをどのように活用しているか等、生の顧客の声を広告のコンテンツとして起用したりする事で信頼性を高めるために非常に効果的です。

特に製造業では、実際の製品を試している動画や、製品レビューや製品テスト動画などはエンゲージメントの向上も期待でき、信頼性にも繋がるためお勧めです。

インスタグラム広告の実例

その1:アリババ社(Alibaba)

世界最大級のB2Bのオンラインマーケットプレイスとして知られる中国のアリババは、アメリカのエンジニアリング系のユーモア溢れる発明者として知られるインフルエンサーのチャンネル、アンネセサリーインベンションズ(UncecessaryInventions)を起用し、コラボをしました。

ラスベガスの展示会に彼のブースをもうけ、コーンにバターがぬれる機械の制作のリサーチや部品を探したという彼独自のユーモアあふれる発明のストーリーを動画化し、インスタグラムの投稿として配信されました。

2ヶ月が経過し、ビュー数は44万8,000回にも上ったほか、5,000ライク、28件のコメント、118回のシェアで、多くの人にリーチされました。

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画像:インスタグラムより

その2:SAP社

ドイツに本社に構えるエンタープライズ仕様のソフトウェア開発企業のSAP社ではテニスのグランドスラムのシーズンのトレンドに乗っかり、スポンサーをしているテニスプレイヤーのレイラ・アニー・フェルナンデス選手(Leylah Annie Fernandez)をインスタグラムのインフルエンサーとして起用。彼女の1日とSAP社とのやりとりを紹介しました。

テニスプレイヤーの一日を追った動画は、約2ヶ月で2,575ライク、26コメント、26シェアで71,700ビュー数を獲得。自身のインスタグラムでもシェアがされた他、自社がプロデュースしているデータ分析ツールのスタッツハブのデータ分析に基づいたテニスの練習や戦略を練っているシーンなどがみうけられ、さりげなく自社の商品やケイパビリティのアピールにもなっています。

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画像:SAP社とレイラ・アニー・フェルナンデス選手のインスタグラムより

5.B2B向けソーシャルメディア広告におけるAIの活用方法

製造業やSaaS系企業がB2B向けのソーシャルメディア広告を効果的且つ効率よく行うためにはAIの利用は欠かせません。特に、AIを利用することによって予測力や最適化機能を最大限に引き出してくれ、ターゲティング精度の向上やクリエイティブのパーソナライズ化、広告運用の自動化などを通じて、より効果的で効率的なマーケティング活動が可能となります。

以下は各SNSチャネルの広告マネジャーに搭載されているAIを活用した大まかな広告戦略を説明します。

ターゲティング精度の向上・オーディエンスセグメンテーション

広告オーディエンス設定やセグメント設定を行うことで、膨大なユーザーの行動データをAIが勝手に分析し、自動的に広告のターゲティング精度を向上させ、配信してくれます。

例えば、リンクドインでは、職務役職、業界、企業規模などを基に購買決定者を特定設定したり、フェイスブックでは興味や行動データに基づき潜在顧客のグループを形成したりする事で、あとはAIのアルゴリズムにより、最も効果的な広告配信がAIによって行われます。

さらにフェイスブックやリンクドインの機能で既存顧客リストをアップロードする事で、同じ特徴を持つ新規オーディエンスに広告を配信する「オーディエンス拡張」機能により、設定した既存ターゲットや顧客データを基に、類似するユーザーをAIが分析し、リーチを拡大してくれます。

これにより新規市場や潜在顧客へのアプローチも可能となり、同様の特性を持つ新規顧客を見つけることが可能となります。

パーソナライズ・コンテンツの生成と配信

AIを利用する事で、ターゲットユーザーごとにパーソナライズされた広告クリエイティブが自動的に生成され、配信されます。

例えば、リンクドインのダイナミック広告では、AIが個々のユーザーの関心に基づいて、自動的にカスタマイズされた広告(例:名前や企業名が挿入されたバナー広告)を生成してくれます。

そのほか、インスタグラム、フェイスブックなどのダイナミック広告を利用する事で、閲覧者の興味あるトピックに関連製品やサービスを表示したり、過去の閲覧履歴やいいねやシェアなどのアクションなどに基づき、特定の業界に関連する製品デモを表示したりなど、個々のユーザーデータに基づき関連する広告の配信が可能となります。これにより、より刺さりやすく、成約に繋がりやすい広告の配信が可能となります。

img16画像:リンクドインより

こちらの画像にあるリンクドインのダイナミック広告例では、「世界中の100人以上のコンサルタントにアクセスが可能。ドナルドさん、重要なビジネスアドバイスを24時間いつでも受け取りましょう。デモをリクエストする。」という広告コピーで、広告を見ている個人のプロフィール写真と名前が掲載されており、このようなパーソナライズ化された広告の配信が可能です。

リアルタイム最適化

広告のパフォーマンスをAIがリアルタイムで監視し、即座に改善や微調整を行い、広告を最適化してくれます。

例えばフェイスブックキャンペーンの予算自動配分(CBO:Campaign Budget Optimization)では、AIが各広告セットのパフォーマンスを分析し、最も効果的なセットに予算を自動で振り分けてくれたり、ユーチューブのパフォーマンスマックスキャンペーン(Performance Max Campaigns)では、グーグルAIが複数の広告フォーマット(ディスプレイ、検索など)を横断的に管理し、最も効果的なチャネルに広告を配信してくれます。

またリンクドインでは、AIが広告パフォーマンスをリアルタイムで分析してくれ、クリック率やコンバージョン率が高いセグメントに予算を自動で再配分します。リード広告に関しては、リード広告フォームのフィールドをAIが分析し、入力率が高くなるようにデザインを調整してくれたりもしてくれます。

インスタグラムでは、ショッピング広告の最適化がおこなわれ、AIが過去の閲覧履歴や購入傾向を分析し、ユーザーに関連性の高い商品を表示し購入を促してくれます。特にB2B向けでは、デジタルツールやソフトウェアの導入事例を効果的に訴求ができます。

このように、AIが自動的にクリック率(CTR)やコンバージョン率を最適化してくれ、瞬時に調整し、パフォーマンス指標をリアルタイムで監視し、ターゲティングから入札戦略などを全て自動調整しながらROIを最大化してくれます。

自動字幕生成と翻訳機能

また、海外進出にはつきものの言語の違いもAIを利用する事である程度軽減がされます。ユーチューブでは自動字幕生成と翻訳機能により、AIが動画の内容をリアルタイムで解析し、ターゲット市場に応じて自動的に字幕や翻訳を挿入してくれます。

もちろん、より共感されやすいようなコンテンツや広告を作るためにも、ネイティブによる表現やニュアンスの微調性などのチェックが必要な場合もありますが、これにより最低限必要な翻訳が可能となり、グローバルなB2Bマーケットにも対応にてより広範囲の市場のアプローチが可能となります。

A/Bテストの自動化

その他、AIはA/Bテストを自動化し、最適な広告バリエーションを迅速に選び出してくれます。

例えばフェイスブックやインスタグラムの広告では、前もって広告で比較を試みたいバージョンを設定をすれば、複数の広告コピーやビジュアルをテストし、最も効果的な組み合わせを特定してくれます。テスト結果もリアルタイムで反映し、比較をしてくれる事で広告効果を継続的に向上してくれます。

複数の広告クリエイティブやターゲティング設定をAIで比較しながら、最適なものを選択し、効果を最大化してくれる手助けをしてくれます。

6.SNS搭載以外のAI活用編

また、SNS以外にマーケティングオートメーションツール(MA)などに搭載されているAIなどを活用することで、マーケティング担当者が日々の単純作業から解放され、より戦略的な施策や決断に集中できるようになり、顧客体験の向上や収益の最大化にも貢献する事が出来ます。

中でもMAに搭載されているAIに関しては、マーケティング活動の効率化や効果向上に役立つ様々な機能があり、以下はいくつかの主な活用方法となります。

コンテンツの自動生成・最適化・パーソナライズ化

また、顧客セグメントの作成など、AIが活用して顧客データを分析し、購入履歴、行動パターン、興味に基づいたセグメントを自動的に作成してくれるほか、パーソナライズされたメッセージを生成してくれます。これにより、メールや広告の内容を個々の顧客に合わせたコンテンツを自動生成してくれることにより、エンゲージメントを向上し、成約率の向上などに活用できます。

その他にもブログ記事やソーシャルメディアの投稿、マーケティングのEメールなど、様々なコンテンツがMAに搭載されているAIを利用する事で自動生成が可能となり、より効果的な広告コピーやメルマガの文面を提案してくれるため、コンテンツを自動的に最適化してくれます。その他、既存の文章や情報に基づいてコンテンツを生成したり、文章を読みやすく書き直してくれたりと、様々な機能でコンテンツの生成の手助けをしてくれます。

リード管理とスコアリング

リードスコアリングによりAIがリード(見込み客)の行動や属性を分析し、より購買意欲が高いリードを特定してくれます。その他にもリードナーチャリング(見込み客の購入までの育成)をAIが適切なタイミングでフォローアップのメールを送ったりコンテンツを自動配信してくれて見込み客が購入までに至るまでの検討ステージでの教育や有利な情報の配信や顧客化までの様々な施策を手助けしてくれます。

その他、リードスコアリングの予測などの機能を利用すれば、ソーシャルメディア広告への反応データを解析する事で見込み客のコンバージョンの確率を予測してくれます。フォーム送信や広告クリックなどを元に、顧客化の可能性が高い見込み客を特定し、営業チームが注力すべき顧客を優先的にリストアップしてくれる事で、より効率の良い営業のアプローチなどが可能となります。

チャットボットとバーチャルアシスタント

また、他のMA搭載AIの活用方法ではチャットボットやバーチャルアシスタントを利用し、ソーシャルメディア広告から得たリードと直接対話をし、製品情報の提供や質問対応を行う等、購入に至るまで必要なやりとりを見逃さないようなカスタマーサービスの提供での活用ができます。

その他にも、フェイスブックメッセンジャーやリンクドインのメッセージを通じて、潜在顧客とリアルタイムでやり取りしたり、AI搭載のチャットボットが、製品情報の提供や顧客の問い合わせ対応やリードの絞り込みをソーシャルメディア上で直接行ってくれます。そしてチャットボットが見込み客を自動的に分類し、営業チームにそのリストを引き渡してくれるため、営業チームにとってもより効率的な営業活動が期待できます。

このように、これらの機能を適切に活用することで、B2B広告の成果を大幅に向上させることができますが、どのツールを選ぶかによって、これらの機能が異なるので、自社のニーズやビジネスゴールに合ったツールを検討することが重要となります。

7.日米利用可能なB2B向けAIツール例

以下は日本とアメリカで利用可能な、製造業やSaaS業界などのB2B企業向けに役立つAIを活用したソーシャルメディア広告ツールのリストとなります。ビジネスゴールに沿った導入をできるようにも、これらのツールを全体的に把握し、理解をしておきましょう。

コンテンツ生成と広告作成

  • Jasper(ジャスパー):ソーシャルメディアの広告コピーの自動生成や、ブログ、ホワイトペーパーなどの作成機能などがあり、AIを活用して高品質な広告コピーを数秒で生成する事が可能です。SaaS業や製造業のリード獲得キャンペーンなど、B2Bマーケティングでの活用に適応していて日本語にも適応しています。
  • Writesonic(ライトソニック):広告キャプションやターゲット市場向けの投稿の作成などが可能です。多言語対応で、日本市場向けや海外市場のローカライズされたコンテンツなどにも対応できます。
  • HeyGen(ヘイジェン):リアルで多様なAIアバターを活用して、プロフェッショナルな動画を簡単に作成できます。また、自分自身のアバターの作成も可能で、このアバターによるマーケティング動画や商品説明、トレーニング教材などが簡単に作成できます。日本語にも対応しています。
  • AdCreative.Ai(アドクリエイティブAI):AIを活用して広告クリエイティブの生成と最適化をサポートしてくれるプラットフォームで、AIが広告用画像やテキスト(キャプション、見出しなど)を自動生成し、ブランドのトーンやスタイルに合わせてコンテンツをカスタマイズしてくれます。

ターゲティングと広告最適化

  • Adzooma(アドズーマ):フェイスブックやリンクドイン、その他のPPC広告などを自動化してくれるほかに、広告の効果を最大化するために、AIが広告パフォーマンスを分析し改善するための提案をしてくれます。PPCだけでなくウェブサイトのSEOの最適化もしてくれます。
  • Metadata.io(メタデータio):広告の最適化やターゲティングやオーディエンスセグメント化やエンゲージメントの最適化などをサポートしてくれるツール。B2B企業向けに特化したAIツールで、収益最適化のために適切な広告予算配分を提案してくれる機能などがあり、広告の効率化をサポートしてくれます。

データ分析とインサイト提供

  • Hootsuite(Insights powered by Brandwatch)(フートスイート):ソーシャルメディア投稿の配信スケジューリング管理から、モニタリング、エンゲージメント向上のための機能などが豊富。広告の分析やキーワードモニタリングなどソーシャルメディアからのデータ分析や重要なインサイトなどを提供してくれます。
  • Sprout Social(スプラウトソーシャル):ソーシャルメディアキャンペーンの分析と投稿のスケジュール管理など、AIがベスト投稿時間や、パフォーマンス改善点を提案してくれます。

製造業やB2B特化型マーケティング&営業ツール

  • Keyplay(キープレイ):AIがターゲットアカウントリストの作成およびスコアリングなどを提供してくれるツールです。営業やマーケティングが理想的な顧客プロファイルを見つけ、ターゲットオーディエンスリストを優先順位付けしてくれます。
  • Seamless.AI(シームレスAI):リード獲得や効率的な顧客データ収集を支援するリード生成プラットフォームで、高精度のAIがリードの検索やデータ取集を行い、正確な連絡先情報を収集してくれ、営業活動の効率化をサポートしてくれます。
  • HubSpot (AI機能:Breeze)(ハブスポット・ブリーズ):マーケティング、営業、カスタマーサービスの各プロセスを効率化してくれ、マーケティング施策全体の生産性を向上させるために設計されたAIツールです。AIによるコンテンツの生成や最適化からリード獲得や育成、分析やインサイトの提供など、CRMと連携する事でこれらのプロセスを一貫して効率化する事が可能となり、日本語対応もしています。

チャットボットとリードナーチャリング

  • Sales Loft(Drift)(セールスロフト・ドリフト):チャットボットを通じて見込み客を獲得したり、顧客化するまでB2Bセールスをサポートし、促進してくれます。AIが顧客の問い合わせに応答し、見込み客を自動でセグメント化してくれます。
  • ManyChat(メニーチャット):フェイスブックやインスタグラムなどソーシャルメディアでのやり取りから見込み客の獲得を自動化できるツールです。 AIを活用したチャットボットでリードを効率的に管理できます。

これらのツールは、広告作成やターゲティング、パフォーマンス分析まで幅広いニーズをカバーしてくれますが、うまくAIを活用するにはそれぞれの企業のゴールや業界のニーズに応じて最適なツールを選ぶことが重要となります。

これらのAIツールをまず理解し、うまく活用する事で、広告を最適化し、より正確なターゲティングでの効率化を図り、人為的な調整を減らしてくれるため、コスト削減や精度の向上、そしてスピードの向上などによりB2B製造業のソーシャルメディア広告戦略を次のレベルに引き上げてくれるでしょう。

まとめ

海外市場への進出は、製造業やSaaS業などのB2B企業にとって、新しい成長機会を生み出すだけでなく、グローバルなブランドプレゼンスを確立する絶好のチャンスともなります。この成功を実現するには、ターゲット国や市場で、ターゲットとなる顧客が利用しているSNSチャネルなどを利用し、適切にアプローチをする事は成功する海外販路開拓には鍵となります。

海外の販路開拓は一朝一夕で実現するものではありませんが、これら上記で解説したSNS広告戦略を適切に組み合わせ、模範することで、成功の可能性を大幅に高めることができるでしょう。

また、上記でご紹介したAIツールや機能を知り、うまく活用することでターゲティングやクリエイティブの効果を最大化し、販路開拓を効率的に進める事が出来ると思います。グローバル市場での持続的な成長のためにも、海外での販路開拓では市場の変化に敏感に反応しながら、長期的な視点で取り組む姿勢で是非望んでみてください。

いかがでしたか?このブログを通じて、世界に向けた挑戦を始めるための次の一歩に向けたヒントを見つけていただけたなら幸いです。皆様の企業が海外進出を成功させるためにも今後もニューヨークから引き続きB2Bの最新マーケティング&ビジネス情報をお届けしていきます!

それではまた次回、See you next time!

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ヨウコ・ウィルソン(旧名:内田洋子)

PROFILE

ヨウコ・ウィルソン(旧名:内田洋子)

2014年からニューヨークを拠点に日系企業の海外進出支援とマーケティング事業を展開。現在は電通B2Bi公式パートナー企業として、日系B2B企業の海外進出を支援中。2児のママとして子育てをしながらエッジメディア社他、複数の事業を経営中。

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